【読書】今読みたいものを読めばいい!
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こんにちは、ばうぞーです。
皆さん、本はどのように探して選んでいますか?
何かの賞を受賞したもの、何かのランキングで上位になったもの、本屋でたまたま見つけたなど、様々あると思います。
私は読みたいものを読めばいいと思っているのですが、ある文を読んで更にその気持ちが強くなったので、ご紹介したいと思います。
これを読めと言われても…
ある文というのはこちらです。
ブランカは、子供が読めないような本もあるだろうから、こちらでこれとこれを読みなさいと言ってやったらどうかしらと言ったが、叔父のハイメは、人はだれでも自分の気に入ったものしか読まないものだよ、だからあの子がああいうものを読むということは、そこまで成長しているってことだと反論した。
出典:イザベル・アジェンデ 「精霊たちの家(下)」 河出文庫 初版
皆さんはこの文を読んでどう感じましたか?
私は「その通りだ、ハイメ!」と手を叩きました!
だって、親から「これを読め」と言われたり、周りから「有名だからこれを読め」と言われても、肝心の本人が読みたいかどうかは別の話だと思うのです。
でも、すすめてくれることは大変ありがたい!
「読め!」と押し付けられるのは好きではありませんが、本をすすめられることはとてもありがたいです。
例えば、フェアや本屋大賞などのランキングを見ることは大好きです!
ランキングは少しすすめるとは違うかもしれませんが、出版社が開催するフェアはその出版社がすすめている本です。
その中には知っている本もあれば、全く知らなかった本もあります。
知っている本でも、いつか読もうと思っている本に出会うときも多々あります。
「へぇ~こんな本があるんだー」
「あ、この本いつか読もうと思ってた本だ!」
「表紙が格好いいなー」
などなど、見つけた嬉しさやワクワク感など様々な気持を感じます。
が、フェアはあくまで「こういう本がありますよー」とすすめるだけで決して「これを読め」と押し付けることはないです。
何を読むかは、自分で見て選ぶ必要があります。
自分で選ぶからこそ楽しみがあると思うのです。
読みたくないものを読むことほど辛いことはない
紹介した文にありましたが、人は読みたいものしか読まない、のです。
読みたくないものを読むことがどれだけ辛いか・・・
私は、読書感想文を書くための課題図書を読むのが本当に辛かった記憶があります。
一応、数冊の中から選べるのですが、当時の私にとって興味を持てる本は一冊もなく・・・
しぶしぶ選んだものの、文章が一向に頭に入らずしんどかったですね。
今となってはいい思い出です。
「読書」は、文章を読んで頭の中にイメージを作ることですから、何も考えずにやることが出来ないんですね。
なので、興味や意欲がないと文が頭に入らず、何度も同じ個所を読むことになったり、眠くなってしまいます。zzz
人生で読める本はほんの少し!
世界には本当にたくさんの本があります。
その中で読める本というのは、ほんの少し。
読みたい本ですらすべて読むことはできないのに、読みたくない本を読む時間はないのです!
もちろん、そのとき読みたくない本でも何年か後に読みたい本になっていることも多々あります。
ハイメが言っていたように、その本を読むほどに「成長した」ということなのだと思います。
結論として、
今読みたいものを今読めばいい
ということですね。
今読みたいものが多すぎてどれから読もうか悩みどころですが、全部読みたい本なので嬉しい悩みだと思います。
おわりに
読書に限らず、押し付けられたものってしんどいしあまり身にはならないですよね。
もちろん、どう受け止めるかにもよると思いますが。
読書は、今の自分の気持ちがはっきりわかるので、興味がない本はまったく読み進められません。
その時は、別の本に変えてみるといいと思います。
後でまたその本を読んだときには、スラスラ読み進められることもあるので。
今の自分が読みたいものを、楽しく読んでいきたいなと思います。
皆さんも素敵な本にたくさん出会えますように。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!