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2019年5月より英会話を猛勉強中!復習を兼ねて英語に関する記事を書いています。読書も好きなので、たまに読書記録も書いています。

【読書】「家畜人ヤプー」のあらすじのあらすじ

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こんにちは、ばうぞーです。

 

今回は、沼正三さんの「家畜人ヤプー」のあらすじのあらすじをご紹介したいと思います。

 

「あらすじのあらすじ」というのは、

文庫本の裏に書かれているあらすじ

第1章まで読んだ時点でのあらすじという意味です。

 

読み始めたばかりの状態でのあらすじなので

当然ネタバレはありません

 

本を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

 

 

1956年に書かれた「戦後最大の奇書」

まずは、文庫本の裏に書かれているあらすじから。

 

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私が購入した「家畜人ヤプー」は幻冬舎アウトロー文庫から発売されており、

全五巻となっています。

今回ご紹介するのは、第一巻のあらすじです。

 

ある夏の午後、ドイツに留学中の瀬部麟一郎と恋人のクララの前に突如、奇妙な円盤艇が現れた。

中にはポーリーンと名乗る美しき白人女性が一人。

二千年後の世界から来たという彼女が語る未来では、日本人が「ヤプー」と呼ばれ、白人の家畜にされているというのだが・・・。

出典:家畜人ヤプー沼正三 第一巻 幻冬舎アウトロー文庫 平成28年4月1日 16版より 

 

これは、SF?

家畜ですかー。なかなか穏やかではないお話のようです。

 

ちなみに、この「家畜人ヤプー」は三島由紀夫澁澤龍彦らが大絶賛した本だそうです。

また、作者の「沼正三」さんは覆面作家であり、未だに正体がわかっていないという謎に包まれた作家であるようです。

 

ポーリーンがいる時代は完全女権制度?

「第一章 発端」を読んだあらすじをご紹介します。

 

麟一郎とクララは大学生。

まもなく卒業を控えており、卒業後に結婚する予定です。

 

一方、同じ場所、でも違う時代にいるポーリーン。

「タイム・ヨット」と呼ばれるおそらくタイムマシンのようなものに乗って、

ゲルマン人がいた時代へ行き、写真を撮っています。

写真を撮り終わったポーリーンは元の時代に戻る途中、タイム・ヨットが故障し墜落してしまいます。

 

タイム・ヨットが墜落したのは、麟一郎とクララがいる時代。

突然現れた不思議な物体の様子を麟一郎とクララが見に行く、というところで第一章は終わりです。

 

ここまでで気になったのは、ポーリーンがいる時代の様子です。

 

ポーリーンが乗っていた「タイム・ヨット」は

宇宙帝国「イース」で作られたものであるようです。

 

この「イース」。

完全女権制度の国のようなのです。

しかもなかなかのレベル・・・

夫は妻に隷属していて、夫は「つま」と呼ばれているとのこと。

 

今の時代でも結構衝撃を受ける設定の国なので、

書かれた当時の1956年では相当な衝撃を世間に与えたことでしょう。

 

イースの完全女権制度については、カッコ書きによると第20章に説明されているみたいです。

第一巻が14章までなので、第二巻で判明すると思われます。

 

この後どうなる?

第二章ではおそらく麟一郎とクララがポーリーンと出逢うと思われます。

この出会いが麟一郎とクララの関係を大きく変化させることになると、第一章で書かれています。

 

ポーリーンとの出会いで何が変化するのか?

イースはどういった国なのか?

 

続きが気になります!

 

「戦後最大の奇書」と言われているようですが、

すでにその片鱗が見えた第一章でした。

 

もし興味を持たれた方がいれば嬉しいです。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!