ばう小屋~今日も小屋でちまちま生きる~

2019年5月より英会話を猛勉強中!復習を兼ねて英語に関する記事を書いています。読書も好きなので、たまに読書記録も書いています。

【読書】ナツイチ2019から好きな本を振り返る(東野圭吾編)

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こんにちは、ばうぞーです。

 

さあ、今年もこの季節がやって来ました!

集英社文庫のナツイチ2019!

公式サイトへはこちらからどうぞ!

bunko.shueisha.co.jp

 

今回から数回に分けて、ナツイチ2019で紹介された本から好きな本を振り返っていきたいと思います。

第1回は東野圭吾さんです!

 

 

ナツイチ2019で紹介されているのは2冊

ナツイチ2019で紹介されているのは、「分身」と「白夜行」の2冊です。

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私にそっくりな、もう一人の私がいる!?自分にそっくりな東京の女子大生・双葉をテレビで見て驚く札幌の女子大生・鞠子。2人を結ぶ宿命の絆とは何か?迫真のサスペンス長編。

出典:amazon.co.jpより

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愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。200万部突破!

出典:amazon.co.jpより


 「分身」は読んだことはあるのですが、もう何年も前のことなので内容はあまり覚えていません…

ただ、上記のあらすじを読んで読み終わったときの感情だけは思い出すことが出来ました。

読み終わって、何かを許すって難しいと思いました。

「許す」とは、その人のすべてに対して向けられるものではなくて、特定の何かに対して向けられるものだと思うのですが、それがとても難しい。

許せる部分と許せない部分ってはっきり区別が出来ないし、伝えることもとても難しい。誰かにとっては簡単なことなのかもしれませんが、私にとってはすごく難しいなと思いました。

 

白夜行」はまだ読んでいません。

話の雰囲気と、ページの分厚さから手が伸びませんでした…

しかも、ドラマ化もされているのでどうしてもそちらの映像が頭に浮かんでしまって、なかなか読む気になれないのです。実写化のイメージが先に浮かぶとどうも入り込めないので…

 

それでは、ここからは私が好きな本をご紹介したいと思います。

 

読み終わった後に呆然とした「悪意」

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人はなぜ人を殺すのか。
東野文学の最高峰。
人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。
逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。
超一級のホワイダニット
加賀恭一郎シリーズ

出典:amazon.co.jpより

この本は本当に面白かったです!

人間ってここまでできるものなんだと思い、読み終わった後に呆然としたのを覚えています。

あのためにあれもやってこれもやって…ううう。飽きっぽい私にはとても無理です。

 

ちょっぴり怖いけど…「むかしぼくが死んだ家」

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タイトルがちょっと不気味で謎めいているところがいいですね。

「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。

出典:amazon.co.jpより

謎に包まれた女性が登場する小説が好きな私にとって、この小説はたまりません!

ちょっと怖い雰囲気がありますが、それ以上に読み進めて「家」に隠された秘密を見つけたい欲求が強く、サクサク読むことが出来ました!

最後のページに書かれた言葉がとても好きです。あぁ、素敵。

 

こうなったらどうするよ…「仮面山荘殺人事件」

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8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。

出典:amazon.co.jpより

これは、内容自体はとっても面白いですがネタバレになるのであらすじ以上は自粛…

というか、この状況に自分が追い込まれたらどうしようと考えたことはありますか?

まぁ、どうしようもないのですが…

探偵の方々のように頭が良くなければ、すぐ近くにいるかもしれない犯人に立ち向かう勇気もない。

冷静に物事を考えられるんでしょうか?

うーん。パニックにはなると思いますが、大声は出さず、暴れたりもせず、ひそかにパニックに陥っていると思います。

みなさんはいかがですか?

 

トリック最高!「探偵ガリレオ

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突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
帝都大理工学部物理学科助教授・湯川学、常識を超えた犯罪と謎に天才科学者が挑む。累計1300万部突破、空前絶後の人気ミステリー・シリーズの記念碑的第一作。

出典:amazon.co.jpより

とにかくトリックが面白い!いや、ストーリーも面白いです!でも、トリックがいい!

殺人に関わるトリックなので、面白いは不謹慎なのかもしれませんが、こういった科学トリック?物理トリック?は大好きです!

歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム」も大好きなんです!

 

おわりに

夏の100冊を見ると、今まで読んだ本たちが頭の中を駆け巡っていきます。

中には読んだのに内容を思い出せないものもありますが…

そういう時間が、自分が生きていることを実感できるようでとても好きです。

この夏はどんな本に出会えるか、今からとても楽しみです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。